R:ラブデビゲ
第10章 悪魔と天使
午後の残りの授業を終え――…
俺は、語学資料室にて…麻実を待った――――――…
朝…交流会が終わったら真っ先に俺と会うことを約束させたのに―――――…
守られていないし―――…
授業が終わっても…会いに来ない―――――――…
俺のイライラは沸点をすでにとおりこし…
イライラが俺を突き動かす!!
俺は、資料室を抜け出し!教室に麻実を迎えに行った―――――…
教室には…パラパラとまだ生徒がいた―――――…
「阿久津先生…何かようですか〜」
「阿久津先生〜!」
くそ!!肝心の麻実が見当たらない!!
「あれ?阿久津…」
俺は、ハッとなり後ろを振り向く!!
「及川か!良いところに!麻実―――…いや、入川さんは?!」
すると……及川の後ろからヘタレ長内が顔を出す…
「はぁ?麻実――――…?あれ、阿久津先生の所じゃないの?」
及川リナは、シラッと言い放つ…