
R:ラブデビゲ
第11章 聖光と悪闇
「――――…しかし…完全に俺を忘れてたな―――…」
「―――…ですね…」
麻実が…俺を忘れる―――…
俺と――――…離れる――…
クソ!!やっぱり…
一人で行かせなきゃよかった…
クソ――――――…
しかも…俺たちの関係が切り離されたら―――…
俺は、魔界に…十分な備えもないまま…戻ることになる…
だが―――――――――…
麻実の命は…全部奪うことは…なくなる…
麻実の…命は―――――…
助かる…
麻実にとっては――――…
良いこと―――…
なのか?
俺は、耳のピアスに触れてみる――――――――…
このくらいの蓄えなら…魔界でも…生きて行ける…か?
俺は、教室で――――…
下校の準備をする麻実を…見つめる―――…
「―――…阿久津先生…?」
長内が…腑に落ちない顔で…麻実をみる…
「何か…別人みたいです…
入川さんが…阿久津先生を忘れるなんて―――――…出来るんでしょうか――…」
俺は、大きく深呼吸をした―――…
「出来る…かもな――――…」
俺は、ネクタイを緩めながら…
教室に背をむけて歩き出した―――――――――…
「―――…ですね…」
麻実が…俺を忘れる―――…
俺と――――…離れる――…
クソ!!やっぱり…
一人で行かせなきゃよかった…
クソ――――――…
しかも…俺たちの関係が切り離されたら―――…
俺は、魔界に…十分な備えもないまま…戻ることになる…
だが―――――――――…
麻実の命は…全部奪うことは…なくなる…
麻実の…命は―――――…
助かる…
麻実にとっては――――…
良いこと―――…
なのか?
俺は、耳のピアスに触れてみる――――――――…
このくらいの蓄えなら…魔界でも…生きて行ける…か?
俺は、教室で――――…
下校の準備をする麻実を…見つめる―――…
「―――…阿久津先生…?」
長内が…腑に落ちない顔で…麻実をみる…
「何か…別人みたいです…
入川さんが…阿久津先生を忘れるなんて―――――…出来るんでしょうか――…」
俺は、大きく深呼吸をした―――…
「出来る…かもな――――…」
俺は、ネクタイを緩めながら…
教室に背をむけて歩き出した―――――――――…
