R:ラブデビゲ
第11章 聖光と悪闇
「クロイツ学園で…何か有ったんでしょうか―――…
まさか…天使を召喚できる本がマジであったとか?」
「は?天使召喚?おい!長内!何だそりゃ――――…」
長内は、ハッとバツの悪そうな顔をした―――――…
「あ…いや〜〜〜〜…入川さんは、嫌がっていたんですけど…
クロイツ学園に……天使を召喚できる本があったら…
入川さんの寿命の件…上手く伸ばせるかなぁ〜…って…提案したんです…すみません!!」
俺は、余計な事を入れ知恵した長内を更に睨んだ!!
「ひ〜〜〜〜〜!!でも、入川さんは…デビを裏切る見たいで嫌だって――――!!」
長内の言葉に…俺は、麻実の真意を見つけてしまう―――…
「裏切るって――――…なんだよ!!」
「////入川…さん…
阿久津先生の一部になっても…いいって―――…///
リナさんに…言ってるの…聞いちゃいました…
阿久津先生を…満足させて…魔界に返すって――――…」
「はぁ――――…?
なんだよ―――…それ」
俺は、掴んでいた長内の腕を緩めた―――――――…