R:ラブデビゲ
第13章 取引と欠片
――――――――――……
「―――――で、何で……
あの天使がここにいるのよ――…」
昼休み…デビが居眠りをしている語学資料室に行くと―――――…
聖・クロイツ学園で私を拘束した…あの、キラキラ天使が
デビにベタベタくっつき…談笑しているではないか!!
「来た!小娘!!
私は、天使じゃないです!
堕天使様です!」
「デビ!!この人!この人が、クロイツ学園の生徒をつかって〜〜〜〜〜〜!!小笠原先輩を!!」
「ピーピーピーピーうるさい女…
ね〜、こんなガキのどこがいいのよ!」
「つ〜か!何でいるんですか?!」
よく見ると…堕天使は…白衣を着てデビとイチュイチャ―――――…
「…え?白衣?」
「こいつ…俺を追いかけて…転職に成功したってよ」
私は…あっけに取られながら…
堕天使のデビに対する接し方が…腑に落ちない…
――つ〜か!離れなさいよ!!