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R:ラブデビゲ

第13章 取引と欠片

「―――…保健室の…アイ先生の事…?

あの人…先生感が全然ないから…


まさか―――――…阿久津先生の仲間?!」


「えぇ!!阿久津先生のお仲間なら―――――…あの異常なキラキラ!!納得できる!!」



長内君は、悪魔がまだ要るのでは?と言うリナちゃんの発言に身を乗り出してきた!!



「――――…あ〜…仲間?
ん?仲間じゃないでしょ!!あれは!」



「違うの?じぁ…何者なの?」


仲間じゃない発言に長内君はガッカリしたが…


私の発言を…期待している顔で待っている…







「――…アイ先生は…

聖・クロイツ学園で…私に聖水を飲ませて…デビの記憶を消そうとした――――…


堕天使だよ――――…」





「―――――――――…!」



長内君は、“堕天使”のワードに!!あからさまにワクワク顔を示したが…




リナちゃんは……



眉間にシワを寄せた…







「麻実……大丈夫なの?その堕天使?」




「――――…解らない…

なんか…デビと…知り合いみたいだし…


今回の…保健室勤務の…手助けもしてるみたいだし――――…」








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