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R:ラブデビゲ

第13章 取引と欠片

「――――…麻実は…


俺のために…死ぬのか?」




ギュッと―――――…麻実の肩を抱き寄せる―――…




「―――…ムカつく…

麻実が…デビの命になるなんて…腹が立つ!」




「―――…なら…頑張って阻止しろよ…



俺と麻実が…これ以上…一つにならないように――――――…」




アイは、唇を噛みしめ……苦笑いをした――――――…



悪魔は…欲求を強め……


天使は…欲求を持たない…



堕天使は、欲求を制御する…


が、一時的にしか制御できない…



欲求を叶えた時の感覚をしっているから――――…




一時的でもいい――――…





アイが近くに居ることで…



麻実の…命を捧げたいと言う…


欲求を沈められるなら…





「―――…アイ、そんなにふて腐れるな…

いい子なら…遊んでやるから―――――…な」





「////ずいぶん…棘のない悪魔になったもんだ…


や〜ね、“好きって厄介”ね〜!」











「つ〜か…お前…いつから見てたんだよ!」




アイは、ふふ〜ん♪と、白衣を放る返し光と共に消えた―――――――――…





ちっ…学校では…麻実との精補充は…



アイツが見てるって可能が高いなぁ――――――…






ん?まっ――――っいいか…



麻実の恥ずかしがる姿も…


良いかもしれない―――…



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