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R:ラブデビゲ

第15章 静けさと嵐

アイは、麻実に手をかざすと…


光で麻実を包んだ―――…




と…アイは俺の…湿った唇に…



唇を重ねてきた――――…


チュッ…



「このくらいのご褒美…あっても…いいじゃん…」





「――――――…だな…」




俺は…
再度…重ねられる唇に…何も感じないまま…


キスを受け入れた…












キュ――――――…




――――…ん…



…麻実の手を握っていた俺の手に――――…




微かに…握り返す……仕草…








「――――…もう、いいか?」



「も〜〜〜〜…盛り上がらないなぁ」




アイは、ため息をつきつつ…俺から距離を取った―――…




「さぁ、今日は天気もいいし―――…下界際歩日和だから…もう行くわ――――…

やりたいなら…麻実をイカせないようにすることね…

じぁね〜〜〜〜〜〜……」



「はぁ!イカせなかったら…つまんね〜だろ〜が!!おっ、おい―――――!」



アイは、あっという間にハトの姿に変化し…窓から出ていった―――――…


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