
R:ラブデビゲ
第15章 静けさと嵐
麻実と繋がる度…
麻実の体は…
俺好みに変化していく…
エロく…素直で――――…
つい虐めてしまう――――…
しかし…契約の鎖は…麻実をゆっくり締め付けていく…
時折…俺の手を…首に持って行き……
ニッコリ笑う―――…
麻実は、確実に意識を…持っていかれている…
そう思うと…
胃がギリギリと痛くなる――…
麻実とは―――――…
まだまだ…遊びたいんだ…
「デビ……
私が要ることで…麻実の死への欲求は押さえられてるけど…」
「解ってるよ!うるせーカマやろ〜だな!!」
「はぁ!?逆ギレ!?
私が、居なかったら!麻実は今頃、あんたの一部よ!!」
アイは、少し怒り気味にほほを膨らませる…
が…
すぐに真剣な顔になる――…
「人間の女を―――――…
好きになるなんて―――…
最後…辛くなるだけだよ…
デビ――――――――…」
アイの目が―――…
俺を心配そうに見つめる…
「―――…うるせぇ…」
“最後―――…”
その言葉に…チクッと…
胸に何かが突き刺さった…
