R:ラブデビゲ
第18章 最終章★ラブデビゲ!!
「はあぁ…上城さん…願い…叶ったんだ―――――…
ホントに…美人さんでビックリ…」
私は、上城さんを見て…安心した…
ちゃんと…
願いが叶ったんだ―――――…
よかった―――――――…
「――…はぁ!?上城…って!!
麻実の記憶を飛ばした……原因の――――!?」
リナちゃんは、上城さんを睨み付けながら…距離を取った―――――…!!
上城さんは、リナちゃんの迫力に…ビクッとし……小さくなる――――…
「り、リナちゃん!!大丈夫だから…もう、ね?ですよね?」
私は、リナちゃんから上城さんをかばうように手を伸ばす
「しかも―――――…願いって!
麻実!?まさか――――――――――「ごめんなさい!!
まさか―――――…!!
命を使って…願いを叶えてるなんて!!知らなくて!!ごめんなさい!!」
リナちゃんが、願いに関して口を開くと同時に――…
上城さんが、床に土下座をする形で!!謝り始めた!!
「!!上城…さん!」
「アイ様や…悪魔の態度…麻実さんの――――…状態で――…取り返しの付かない事をしたって…解った時には―――――――――…もう…手遅れで―――手遅れで―――――…」
床に額をつけ…涙声で謝罪する上城さんを…リナちゃんは怒りの瞳で睨み付ける!!
「って事は――――――…
麻実は…命を…取られたのね!!一回!死を!見たのね!!
なっ…何て事を――――…」
「リナさん――――…そんなに…怒らないで…」
「麻実!歯を食いしばれ!」
「えぇ!?私!?」
リナちゃんの平手打ちが!!私の頬に飛んで来るのが見えた!!
――――――――…ぽふ…
「――――――…ぁ…ぁれ?」