
R:ラブデビゲ
第18章 最終章★ラブデビゲ!!
「――――…はい…」
上城さんは…私が倒れてからの状況を話してくれた――――…
そして―――――――…
私は、デビが灰になった事を―――――――…
聞いた――――――――…
胸の前で光った赤いひかり――――…
“じゃぁな―――――…”
の……答え――――――…
私は―――――――――…
保健室のベッドから飛び起き!!
保健室から飛び出した!!
契約を…無理に遮断し―――…
デビの流れ込んでいた…
私の命を―――――――…
返却…した…
人間の命は…魔界で生きていくための…源――――…
源がなければ…
魔界では…生きられない…
まさか―――――――…
デビ―――――――――…
私は、裸足で…廊下を転げる様に走った!!
息が!苦しくて…生きているって…
実感した―――――――…
胸が!苦しくて…
生きているって…実感した…
こんな…実感は――――…
いらない…
デビがいない――――…
この世界では…
無意味――――――――…
ただ…空しく…苦しいだけ…
「デビ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!」
とっくに下校時間が過ぎた廊下は…
私の声を…長く…広く…
響かせた――――――――…
