
R:ラブデビゲ
第3章 秘密と戸惑い
「あ――――…わりい///」
上半身…裸で…
己の乳首を摘まみ……のけ反る妹の姿を……
黒猫を抱き…立ち尽くしながらガン見の兄が……そこにいた―――――――――――――…
「////デ―――ビ〜〜〜〜!
お兄ちゃんの!今の記憶!!消して〜〜〜〜〜!!」
私は!半泣き状態でデビに命令していた!!
「…その、乳首…舐めていいなら、やってやる…」
「はぁ!!猫がしゃべった!」
兄は、二重、三重の驚きに!!
目も、口も開きっぱなしになっている!!
「わっ!解ったから!お願い」
デビは、にやりと笑うと…
兄を青黒い霧に包む…
魔力を発動しているのが解る…
耳のピアスが…ピリッと痛む…
霧が晴れると―――――…
兄は、何事もなかったかのような態度で…リビングに戻っていった―――――…
私は…緊張解放に…床にペタリと…崩れた――――…
