
R:ラブデビゲ
第3章 秘密と戸惑い
慌てて身なりを整え!!制服を着て―――――――…
リビングに降りていく…
「麻実、早く、顔洗ってこい!!?って!デビ!
俺の朝飯食うな!!
コラ!バカ猫〜〜〜〜!!」
デビは、兄の呼び掛けで中断してしまった事を根にもっているのか……
兄の朝食であるシシャモをくわえ!むしゃむしゃ食べていた…
「デビ!機嫌が悪くないか?」
兄の困惑した顔を…ハハハっと受け流す…私……
兄の普段通りの態度に、ほっとした…
「お兄ちゃん、私の食べていいよ?」
何か…記憶を少し消したことも…引け目に感じているから…
つい…優しくしてしまう…
「……麻実?どうした?顔、赤いけど――――…熱あるのか?」
私は、慌てて顔を押さえた!!
「だ!大丈夫だよ!ほら、急いでるし!!」
兄は、デビを押さえつけながら……そうか?…と、納得してくれた―――――…
なんか―――――…疲れる…
