R:ラブデビゲ
第1章 召喚手違い
あっ!広さに圧倒的されてる場合じゃない!
先輩!先輩を探して、接触チャンス!!
私は、グッと拳を胸のあたりで構えた!!
(さながら…アタックチャーンス!みたいだなぁ)
私は、本棚をキョロキョロと進む――――――――…
奥に進むにつれて…
ひんやりした空間に変わる…
先輩……どこだろう…
クソ!こんなチャンス、めったにないのに!!
いつも先輩の回りには、女子生徒や、友達…先生…
と、誰かが側にいる!!
人気のある先輩だから……
安易に近づけないのは…気になり出して…直ぐに解った…
先輩を知れば、知るほど…
恋の厳しさを知る――――…
奇跡の恋愛パターン…
【一目惚れ】
…私は、この響きに…
運命すら感じていたのに…