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R:ラブデビゲ

第3章 秘密と戸惑い

「デビ!何時だと思ってるの?!

授業、何個すっ飛ばしたの!?

他の先生が探してたよ!?」




俺は、頭を擦りながら…時計を見る―――――――…


「うわ…マジで?やべ…やっちまった!!」




時刻は…すでに夕方……


昼から寝て……爆睡もいいところだ…




「あ〜〜〜〜…寝過ごした…」



「ちょっと――――…」



俺は、瞳を閉じると――――…



青白い霧で学校を包む―――…




ゾクッ――――――…っとする…



少し大きな魔力を使い…


学校の教師や生徒全員に暗示をかけた――――――…




“阿久津先生は、午後は出張でした”



と―――――――――…




「あ――――…ぁ…デビ!!何したのよ…」



「何って――――…暗示をかけた…

午後俺は、出張だったって事にすれば―――――…

な〜〜〜〜〜〜んの問題もなし!!」



麻実は、そんな俺を少し怒りぎみで見下ろす…



「デビ!!

そんなにいい加減なの?教師を何だと思ってるのよ!!」



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