テキストサイズ

Dear:君。

第3章 第三章 困難

和side


何で?
先に帰っちゃった?でも、そんなはずはない。

だって、一緒に帰るのを楽しみにしていたんだから。
奈々も。俺も。

一応皆に呼び掛けてみよう。


『Re.奈々。

皆~。奈々知らない?』

一斉送信っと。

よし。OK!


ブー


あっ。誰だろ。
『Re.松本。

え?奈々?
知らないけど?
どうかしたの?』


『Re.何か。

居なくなっちゃって。
一緒に帰ろうって行ってて。
校門に行ったら、居ないのさぁ
皆。一緒に探してくんない?』


『Re.松智相櫻。

もちろん!今から行く!』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ