テキストサイズ

美保のプリズム

第2章 最後のお願い

最後のお願いに魔法をかけます。さようなら美保ちゃん。」そうして、小人は消えてしまいました。

朝、起きると母親が台所で朝ごはんを作っていました。いつもなら、美保は自分でパンを焼いて、牛乳を飲んで、学校に行きます。
美保は手を見て見ました。キラキラ光っていました。
母親はご飯にお味噌汁、卵焼きにほうれん草のおひたしを作っていました。
「美保、おはよう。今日はね、お母さんとても気分が良くて元気なの。もう少しで出来るから待ってね。」
美保は母親に抱きつきました。「お母さん、元気になって良かったね。」そうして、美保はしっかり朝ごはんを食べて「お母さん、朝ごはん美味しかったよ!」といつものように元気よく、学校に行きました。

美保は両手を広げて、空に向かって言いました。
「小人さんお母さんを元気にしてくれて、ありがとう!」

空にはきれいなにじがかかっていました。
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ