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ウサギとオオカミ

第6章 弟と妹と兄。



「宇佐美っての?よろしく。」


高1春。

出会いは隣の席だった。



隣の席の秋吉 楓磨(フウマ)


後に知ることになったけど弟はどうやら律の同級生であり、律の恋人である。




それからずっと俺達は一緒に過ごしてきた。



そう、俺の両親が亡くなるまで。




「うさ、俺がいるよ。だから、大丈夫。」


その言葉は本当に俺の支えとなった。





その日のお話。






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