ウサギとオオカミ
第7章 バレンタインといえば…
そんなこんなで次の日。
放課後、冬は俺の家にきた。
「って!おにぃもチョコつくるの!?」
キッチンには秩がいた。
「なんか、悪いの?」
「…別に。トーマさんにでしょ?」
バレてたか…///
「冬くんも作るの?」
「うん。大好きな人のためにね。」
冬はこういうとこすごいよな。
はっきり大好きとか言えるとこ。
「にぃにおかし、つくるの??」
雪まできた…
「雪のはまた今度な?」
「はーい…」
あ、寂しそうな顔…
今度作ってあげよう。
トーマ、喜んでくれるといいけどなぁ…