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泣いて、笑って、恋をした。

第1章 プロローグ






この街で"夏目蓮太"がルール。
彼が烏は白だと言えば
黒い烏も白になってしまう。




彼は黄龍会の後ろ楯の鳥羽組の人間じゃない。





傘下のチーム"朱雀"のトップ
そんな彼がこの街のルール
それだけで、彼の凄さが分かってしまうくらいだった。




だからこの街で彼を知らない者は居ない。
誰もが彼の顔色を伺い
彼の忠実な犬だった。




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