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泣いて、笑って、恋をした。

第3章 act2






「意味わかんねー」




シンさんは納得行かない顔で、私と彼を交互に見て立ち上がった。




「梨花ちゃん……」



彼が私の目の前に立ち、少し屈んで視線を合わせる。




真っ黒な瞳。
闇より暗い深い瞳。



「認めないからね」



低く私にしか聞こえないような声に、背中がゾクッと嫌な感覚になる。



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