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私の彼氏は

第5章 転校生

中庭は、みんながお昼を食べてて
いっぱいの人がいた

だけど、奥まで行くと人は誰もいなくて、
私と悠人はそこの木の陰で
お弁当を開けた


「……ねぇ、さっきのって
転校生だよね?」

さっきのって…蓮君の事かな?

「うん、そうだよ?」

私がそう言うと、悠人はうーんと
何かを考えていた

そして…

「…柚姫……転校生とあんま喋んないで」


……え?

「悠人、それってどうゆう…」


悠人は、ハッと我に返ったように


「ごめん!今のはなしね!
独り言だから、ね?」

「そう?分かった!」

私は、不思議だなと思ったけど
あまり詳しく聞かなかった

「そうだ!柚姫、今日僕の家に来ない?」

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