エスキス アムール
第15章 カノジョノセカイ
【シュウside】
彼女は、17歳のときに
ココに来た。
彼女を最初に見たとき、
「こいつには無理だ」
そう思った。
顔立ちは美しかったが、
あどけなく、
蓋を開けてみれば
経験は無い。
男に慣れてもいない。
年齢は法律違反。
こんな職業で
法律もクソもないかもれないけど、
条件は最悪だった。
なんで、こんな奴を
オーナーが採ったんだ?
早くやめればいいと思って、
「お前には無理だよ。」
キツイ言葉を何度も投げかけた。
だけど彼女は、
俯いて手を握りしめるだけだった。
彼女が、
初めてのお客の相手をする日。
俺は気が気じゃなかった。
経験も無いのに、
出来るのか。
無理だ。
無理に決まってる。
あいつ、
おかしくなっちゃうんじゃないか。
死んじゃうんじゃないか。
いろんな最悪の事態を考えた。
いつでも助けられるように、
仕事そっちのけで
部屋の前でウロウロしていると、
「いやああああ!」
叫び声がきこえた。
彼女は、17歳のときに
ココに来た。
彼女を最初に見たとき、
「こいつには無理だ」
そう思った。
顔立ちは美しかったが、
あどけなく、
蓋を開けてみれば
経験は無い。
男に慣れてもいない。
年齢は法律違反。
こんな職業で
法律もクソもないかもれないけど、
条件は最悪だった。
なんで、こんな奴を
オーナーが採ったんだ?
早くやめればいいと思って、
「お前には無理だよ。」
キツイ言葉を何度も投げかけた。
だけど彼女は、
俯いて手を握りしめるだけだった。
彼女が、
初めてのお客の相手をする日。
俺は気が気じゃなかった。
経験も無いのに、
出来るのか。
無理だ。
無理に決まってる。
あいつ、
おかしくなっちゃうんじゃないか。
死んじゃうんじゃないか。
いろんな最悪の事態を考えた。
いつでも助けられるように、
仕事そっちのけで
部屋の前でウロウロしていると、
「いやああああ!」
叫び声がきこえた。