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その間に、
大野さんの手は
私の耳から首筋を触れるか触れないかの加減で
そっと撫でていく。


「っは…ん…ゃ」

その頃には
もう身体は敏感になって、
その先を求めていた。


「きもちいい？」


そんな私を見て、
彼は嬉しそうに目を細める。

なんて色気のある人だろう。

どうしてこんなに
感じてしまうんだろう。


もう我慢ができなくなって、
大野さんの首筋に吸い付きながら、
シャツのボタンを外した。


鎖骨からしたに下がって、
辿り着いた突起に歯を立てる。


「…ぁ…っ」

大野さんの小さな声に
ゾクゾクした。

もう熱くなっているソコに
手をかけゆっくりと触れた。

大野さんの身体が
ビクッと反応する。


大野さんのベルトを外すと、
ズボンを下げる。

下着に手をかけると、
大野さんの手が私の手を掴んだ。


「…？」