エスキス アムール
第25章 彼との情事
力が抜けてしまって
ずるずると床に座りこむと、
「あっち、いこう。」
そういって、
俺を抱きあげてベッドに向かった。
ゆっくり、
優しく降ろされる。
まだ身体が痙攣している気がした。
冷たいシーツの感触さえも、
刺激になりそうで、
呼吸が一瞬、止まる。
「もう一回、イこうか。」
その言葉を合図に、
彼の口が、イったばかりのモノを覆った。
口に含まれるだけで、
ビクンと腰を揺れる。
少しの刺激だけで、
ソコはまた、あっという間に熱を持った。
「ビクビク動いてる。
…可愛い。」
そう言って、指二本で
すーっと、そこを撫でられれば
自然と腰が浮いた。