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エスキス アムール

第25章 彼との情事





「…ふ、…んんん…はっ」

頭が真っ白になって、
腰を浮かしていた。


もう、快楽のことしか考えられなかった。




「ああっ!あ、…もっと…っ」



だから、余計なことまで
口走ってしまう。

自分で自分が
誰だかわからなかった。


彼は両手で、
握るようにしながら、

扱く。


そうして、
後ろの蕾に舌這わせると、

身体がビクンと、また反応をした。


「ここも、好きなんだ?」


そういって両手で扱きながら、
後ろの蕾に舌を出し入れされる。


もう、おかしくなりそうだった。



「あっ、あっ…やめ、て…っ」

「さっきは、もっとっていったよ?」


身を捩ってもなお、
その刺激からは逃れられない。


「も…また、…だめ…っイ…!」


ビクンビクンと大きく体を揺らすと、
また、熱を持ったそこは爆ぜた。



肩で大きく息をする。


「波留くん、腰、動いてる」


もう、その快感に抵抗できそうになかった。



こうしていると、
また熱を持ちそうだ。










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