エスキス アムール
第38章 彼の想ひ
そうしていれば当然、ふたりは熱を持ち始めていた。
水音を響かせながら、彼の手が自分のモノに触れる。
何ヶ月もしていなかったので、過剰に反応した。
「ああっん…ぁっ」
びくりと
反応を示せば、彼は下着だけ残して脱がせ、自分も脱ぐと、
ふたりの熱を持った場所を擦り付け始めた。
卑猥な音が響いてその光景に興奮する。
「ふぁ…ぁっきも、ち…っ」
勝手に腰が動く。
どんどんどんどん
彼の擦り付ける力は強くなっていった。
「あっや、や…っダメっ!」
「イっていいよ。」
「やだっやだっ…だめ!!」
「いいから。
波留、いいから。」
「ああああっイク…っ!」
彼の言葉を合図に、それだけで絶頂を迎えてしまう。
吐き出した欲を後孔に塗りこんで
出し入れをされれば、頭が真っ白になってわけがわからなくなるほど気持ちが良かった。