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First Love

第1章 出会い

「和くん5千円あげるから。ねっ?お願いっ‼︎」

そう母に言われて俺は嫌々事務所のオーディションを受けた。

無事合格し早2ヶ月…
元々内気だった俺は当然のことながら友達も出来ず
レッスンに一番最後に来て一番最初に帰る。
そんな毎日だった。

でもある日俺の人生が あいつ によって変わった。

そいつは最近入ったばっかりで
ダンスの先生に怒られて隅っこの方で泣いている奴だった。

先生「相葉くん、やる気ないんだったら帰れば?」

部屋中に先生の声が響き渡った。

みんなもびっくりして無言状態…
問題の本人は号泣中…

和「まじかよ、、」
俺は全く人の事に無関心だったはずなのにどうしてもあいつのことが気になって仕方なかった。

和(あいつも友達いなさそうだし話しかけてやるか)
そんな軽い気持ちだったはずなのにいつからか俺の方があいつから離れられなくなってた。

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