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First Love

第14章 立ちはだかる壁


俺がひとしきり泣いた後
和が病室にやってきた。

和「まーくん、どーしたの?」

雅「なぁ、和。
人っていつ死ぬか分かんないんだな
急に事故にあったり
急に倒れたり
急に殺されたり
人の死に方って色々あるけど
俺は笑って死ねたらいいな…
この世に未練はないって
思いながら死にたい」

俺が急にこんな事ゆうもんだから
和は驚いた顔をしたけど
すぐに状況を察したようだ

これが和の凄いところ
絶対に俺には真似できないところ

和「俺は死ぬとき
まーくんを思いながら死にたい
まーくんとの思い出を
頭の中で振り返っていって
最後のシーンがきたら
俺は笑って

ありがとう

って言うよ。きっと」

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