『夜月の別れ〜再び会える日まで』第1章「あの日、貴方が流した涙〜雨の空〜」　1ページ

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夜月の別れ〜再び会える日まで

第1章あの日、貴方が流した涙〜雨の空〜

俺〈幸樹〉と彼女は五年の恋をえてピリオドを打つことを決めた。

私【彩音】が彼と出会ったのは私が東京の中学に転校した日だった。
不安やイジメの心配で心が悲鳴をあげていた頃なのだ、クラスではやはりイジメを受け始めていた…１週間も続くとさすがに辛くなってくるし精神的にもキツい……。

喘息のため俺は１週間学校を休んでいた、友人からメールが来て転校が来たがその日から１週間ずっとイジメられてると書いてあった…
次の週、学校へ行くと
暗い表情の転校生がいた
話しかけると急に泣き出した…外では同時に雨が振りだしていた

その日からクラスでのイジメはなくなった。

ふいに思い出していると。窓を大粒の雨が叩いていた
幸樹〈あぁ…泣いてる……アイツ〉と呟いた
今も昔も変わってない。
アイツがなくと雨が降る