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地味子だって恋をする

第1章 第一章



「地味子ー、今日の宿題よろしく。」

『えっ…』

「私達の分もね。」

『あの…』

「やってくれるわよね?」

『ッ…はい。』

「やっぱり地味子は優しいわー」


そう言うと、彼女達は机の上にドサドサと宿題を置いて楽しそうに教室を出て行った。


静かになった教室。


そして私の机の上には大量の宿題


『はぁ…』


今日も断れなかった。



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