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地味子だって恋をする

第1章 第一章

ー彩sideー


私は早くご飯を食べ終え、歩の部屋へと向かっていた。


ーコンコン

歩の部屋に着くなり、ドアをノックする。


『歩。入っていい?』

「あぁ。」


歩の返事を聞くなり、私はドアを開き歩の部屋へと入った。


相変わらず歩の部屋は綺麗だなぁ…そう思っていると、歩が椅子から立ち上がり、私の方へと向かってくる。


「どうしたの?姉さん。」

歩は心配そうに私の顔を覗き込む。

『さっき…様子が変だったから。』

私がそう言うと、歩は急に真剣な表情をした。

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