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妄想girls

第3章 恋心を見透かされて

「だけど…この間、死んだわ…」

先輩はそんなことを言ったけれど、泣いてはいなかった。

「彼女が生き返ることもない。だから、新しいメンバーを探そうと思って。」

そんな理由だったのか…

普通なら“なおさら助けたい”って思うのかもしれない…































でも、私は思わなかった。

友達が事故で死んだ?

だからって私には関係ない。

だって、この世には何人って人が1日で死んでる。

それがたまたま先輩の友達ってだけだ。

身内でもないし、会ったこともない人に情なんてない。

私はそうとしか考えられなかった。















私はその話を聞いて、返答に迷っていた。

と、そのとき

















先輩は唇を重ねてきた。

舌を絡め合う。

私は先輩がそういう人だとは思ってなかったから、行動に驚きを隠せなかった。

やっと、唇を離したかと思うと、次はTシャツを脱がしてきた。

「ちょっ!先輩!何してるんですか!?」

「美凛はこういうこと嫌い?」

こういうことって…なに!?

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