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黄「で、その子どこの子なん？」





緑「んー、分からへん。上履きの色は赤やったから多分一年ちゃうかな」





黄「ヒロとタメやん。聞いてみる？」





亮ちゃんの彼女、内博は俺らの二個下の一年生





緑「おん！聞いてみて！」





黄「どんな子や？」





緑「んー…天使！天使やな！」





黄「なんやねん、それ。天使とかバカちゃう？」





散々言われながらも俺はその子の特徴を亮ちゃんに説明した





黄「よぉ、一年のとこ行くけど、見たことないなぁ」





緑「でも、金髪って分かりやすいやん？なんで、今まで気づかんかったんやろ…」





黄「うちの学校金髪多いやん」





校則が緩いから派手な子はいっぱいおる





俺も茶髪にピアスしとるし…





緑「そういえば、亮ちゃんあれやんな。内と付き合うまで金髪やったな」





黄「あ、確かにそうやった。ヒロが金髪嫌い！ヤンキー嫌いや！言うてソッコー染めたわ」





自分を変えない亮ちゃん。言われてソッコーそういうことするってことは相当好きなんやろうな





黄「お、ヒロから」





緑「見せて！」