テキストサイズ

呼ばれてないけどジャジャジャジャーン!

第16章 myself

章と付き合ってた高校時代の俺はホンマ夢に真っ直ぐで…





章、というもうひとつの大切が見えてへんかった





章が隣におるのがありきたりの日々のように思っとった





当たり前にそこにあるもんやった





赤「…ここ、コンビニになったんや」





章と待ち合わせた公園も今はコンビニになってて…





この街が変わるように俺のこの想いも変わればええのにな…





章の温もりも泣き顔も記念日も、今考えれば俺の夢より大事なもんやったんやろうな





喧嘩してぶつかって語り合って、出した答え





章の隣におりたいって叶わへん願いが今も胸を締め付けとる





赤「章、ごめんな」





♪〜♪〜





携帯が鳴る。好きやったこのメロディー





今も章に届いてるとええな





赤「章…」





章がおらん世界で今も俺は生きてるんや












end
この曲好きなんです笑

ストーリーメニュー

TOPTOPへ