
先生とわたしの絶対に秘密な関係
第9章 修学旅行当日Ⅱ
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目をさますとまながわたしのことを心配そうに見つめていた
「ゆな〜!大丈夫〜?」
「あ…まな…」
わたしはゆっくり身体を起こした
「もう熱ないみたいよ!よかったね!」
まなは嬉しそうにわたしに微笑みかけ頭を撫でてくれた
「うん…!」
わたしもそれに応えるように微笑んだ
「…遥希くん、自由時間の間ずーっとそわそわして心配してたよ?」
遥希くん
その名前に思わずびくっとしてしまった
「もしかして遥希くんの好きな人って…「わ、わたし!もう少し寝るね!?おやすみ!」
「あ…うん…」
わたしはまなの言葉を遮り布団に潜り込んだ
