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先生とわたしの絶対に秘密な関係

第9章 修学旅行当日Ⅱ




その番号をとなえながら部屋を探す


あ…ここだ


まわりに先生や生徒がいないことを確認してからおそるおそるドアの横にあるベルを押した


押してからすぐにドアの向こうでパタパタとこっちに走ってくる音がした


…なのになかなかドアが開かない


もう1回ベルを押そうとしたちょうどその時


「……どうしたんですか田中さん?」


先生はチェーンをかけたままドアを開け、そのわずかな隙間からわたしを見つめる


「なんですかそのわざとらしい態度」


「……用がないなら帰ってもらってもいいですか?」


先生はふわっと笑う

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