
先生とわたしの絶対に秘密な関係
第9章 修学旅行当日Ⅱ
ち、ちかいっ
ゴツッ
「痛っ!」
思わずおでこをぶつけて先生から離れた
「いきなりなにするんですか!」
「お前が急に来るからだろうが」
先生はおでこを撫でながらため息をつく
「で、なんの用なの?てか熱は?」
「熱は下がりました…用事はあの…おわりました!」
先生ははぁ?と言って首をかしげた
「なんか…先生に会って好きっていいたくなって…」
先生の反応が怖くてうつむく
…
…
…
なにこの無言な時間
おそるおそる顔を上げると先生はばっと後ろを向いた
