
先生とわたしの絶対に秘密な関係
第5章 はじめての感情
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次の日
シップのおかげか腫れが収まりあまり痛く無くなっていた
これなら1人でも歩けそう
身支度をしてから下に降りると佐藤先生が待っていた
『…遅い』
「え…待っててくれたの?」
『足怪我してんだろ、肩貸す』
「!あ、ありがとう…」
わたしは朝ごはんを食べずにそのまま先生と外に出た
きっと今頃家では母と遥香さんで大盛り上がりだろうな…
なんて考えながら歩く
先生もわたしの歩幅に合わせて歩いてくれている
いつもと同じ通学路なのに
周りの景色がいつもよりも輝いて見えた
