
先生とわたしの絶対に秘密な関係
第6章 ふたりきりの休日
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「んっ……」
あれ、わたし寝てた?
目を覚ますと毛布がかけられていた
きっと先生がかけてくれたんだ!
わたしは大急ぎで階段を上がり先生の部屋を開ける
「おかえり!」
『…ノックぐらいして』
先生は机の上に置いていた資料をバッと隠した
「だって寂しかったから…」
『その割にはいびきかいて寝てたよ』
「……いま隠した資料なんですか」
先生は首を横に降る
『これは修学旅行に関する大事な資料だからまだ生徒には見せられない』
“生徒”その言葉が胸に突き刺さる
