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タヌキポエム

第27章 星に願いを

七夕だよ🎋
でも、雨ばかり続いて憂鬱だね。台風が3つも発生したしさ。
お星様なんて見れるのかな。
だけどね、天気なんてどうだって、願いを届けるお星様はボクたち一人一人の心の中で輝いてるんだよ。

織姫さまと彦星さまが一年に一度愛し合えるエッチでロマンティックな日なんだから。
心の中の欲望をいっぱいお星さまに届けてみよう。

朝、急いでいて、ぶつかって抱き合っちゃうみたいな、ドラマ的な恋が訪れますように。

ワキチラやパンチラが見れますよに。

子供女子になつかれますように。

ナンパが成功しますように。

モテ期よ、今すぐボクにこいこい。

今、単身赴任。この地には昔も出張で来ていた。
今も行きつけのスナックに、ボクにベタボレな可愛いコがいた。
会いたい、結婚して子供も生んだとのことだけど、それでもいいからもう一度だけでも会いたいな。

アニソンライブの歌姫、もえちゃんとちかちゃんと仲良くなりたいな。それがダメなら夏いろキセキのコスプレしてたコでもってのは夏いろキセキのコスプレしてたコに失礼だよね。

ボクの作品が人気出ますように。

また仲良くトークできるオトモダチができますように。ぐすん、寂しくなんてないからね。

このサークルにいるみんなが、元気でエッチに楽しくありますように。

宝くじ当たりますように。そしたら女のコをはべらすんだい。

言っていると、キリがありません。
でも、何か気づきませんか。織姫さま、彦星さま。

そう、かなりムチャブリだけど、もしかしたらかないそうなことしか言ってないんです。

産婦人科医になりたいとか、女子高の先生になりたいとか、小学校の先生になって女子の身体検査に立ち会いたいとか、もはや絶対にかなわないことは言ってないんです。

だからさ、頼むよ、織姫さま、彦星さま。

さあ、みんなもヨコシマでもいいから願いを言ってみよう。
かなわなくても、恥ずかしくても言わなきゃ損だよ。
言ってみれば意外とかなっちゃったりして。

星に願いを。

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