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タヌキポエム

第50章 この時だけは・・・

ボクは人を疑うことを知らない。
ロリコンもののエロビデオやエロ本を見る時だけは。
見た目はロリだけど本当は年がいってるなんてこれっぽっちも疑わないよ。
ボクが見ているのは紛れもなくロリコン娘なんだ。

ボクのポリシーは信じる者は救われる。
アダルト女優のシミ付きパンティが付録に付いている時だけは。
本当はアルバイトの人たちが適当にローションや香水でシミを作ってるなんてこれっぽっちも疑わないよ。好きな女優さんのシミを堪能するボク、すくわれてるのは足元かな。

ボクはスゴく寛大で包容力があって優しい人間なんだ。何があっても怒ったことはない。
一緒にいる女のコとエッチがしたい時は。エッチが終わるまでは自分でも感動するぐらいに寛大で包容力があって優しい人間なんだ。

アタシは家庭的で気配り上手で優しい女のコ。
うふふ、この本気の婚活パーティや合コンの場所限定だけどね。
ふだんはお嬢様気取りで取り分けとか何から友達にやらせてるなんて言・わ・な・い・の

アタシはウブで清楚で汚れを知らない女のコ。
お見合いのこの席だけではね。
んっ、やべっ、お見合相手のお父様、アタシが働いてる風俗の常連さんだ。

オイラは謝罪の王様。地面に頭をこすりつけ、相手の靴だって舐めて一心不乱に許しを乞う。
ヤクザの情婦に手を出してしまった時だけは。
知らなかったんです、許してくださ~い。
えっ、その謝罪能力が普段の営業の時にも発揮できていればって・・・すみません

ボクは信じている。コリン星は絶対あるって。絶対にあるぞ~。コリン星は信じる人の心の中にある。
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