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タヌキポエム

第30章 さんちゃん

ボクは三男坊の三千男。あだ名はさんちゃんやみっちゃん。

ボクは何をやっても三日坊主だった。
カノジョができても三日しか続かなかった。
フラれた原因はみこすり。早漏のボクに女のコを満足させることはできない。

学校の成績は全教科5段階の3。
良くもなく悪くもない。
存在感は全くない。

人はボクを三級品と言う。

ボクはロリコン。
オナニーは ブルマ スクール水着 セーラー服とブルセラ三種の神器を駆使して行われる。しかしみこすり。
妄想三時間、イクのはみこすり。
みこすりだけど一日三回はイケる。

三度の飯よりみこすりオナニーが好き。

そんなボクも三流会社に入った。
33年も働いてやっと役員になった。
役員には秘書がいる。うひょ~

妄想のままに秘書というものを勘違いしたボクは秘書に訴えられた。

セクハラ 強制猥褻 パワハラと三つの大罪を犯したボクの役員人生は三日天下。

去り際のボクに『みこすり三流男』『お粗末様』『ヘタクソ』と三つの酷い言葉で秘書は追い討ちをかけた。

すべてを失ったボクは家族への責任と冷たい目 秘書への償い 会社や社会への責任と重く苦しい三つの責任を背負って生きていかねばならない。

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