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タヌキポエム

第33章 花火

夏の夜はやっぱり花火だね。

打ち上げ花火は夜空の射精。
大きな筒からドピュっとおたまじゃくしが飛び出して夜空で大爆発。
一瞬だけの華々しい瞬間。
爆発が終わった後はなんだか寂しいね。

ボクの大筒からもドピュっとおたまじゃくしが飛び出すよ。大爆発。
一回の爆発には何万匹ものおたまじゃくしがいるって知ってる?
華々しい快感は一瞬だけ。

手筒花火からは勢いよく火花の水飛沫が放出し続けるね。華々しい水飛沫は豪快に続くよ。
まるで女のコの豪快なおしっこや潮吹きのようではないか。
豪快で華麗で美しく咲き誇る。

ああ、女のコを刺激しておしっこや潮をいっぱいいっぱい放出してもらいたいな。
豪快に華麗に美しくね。

なんだか花火がしたくなっちゃった。
花火セットを買って一人花火をしようかな。

家庭用の花火はいいね。
可愛くてキレイな火花の水飛沫がシャーシャーと飛んでいる。可愛い、汚れがない。
まるで少女のおしっこだよ。
いつまでも見守っていたいな。

ボクはやっぱり家庭用の花火が一番大好き。
浴衣姿の少女と一緒に花火をしたいな。

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