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すべてはあの日から

第1章 出逢い



「春か…」


ひらりと風に舞う桜の花弁が私の前を横切る。


ふと辺りを見回すと、

ある家の門から綺麗な桜が頭を覗かせている。



「…綺麗」



私は立ち尽くしたまま、じっと桜を眺めていた。

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