テキストサイズ

百夜恋詩

第3章  「卯月」

**五十二夜め**



軽い眩暈で迎えた朝は

鏡の中に鏡を見るような

妖しい揺らぎ

うつつは消え去り

後にはあなたの面影ばかり




ストーリーメニュー

TOPTOPへ