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百夜恋詩

第4章  「皐月」

**八十四夜め**



先を急ぎたがる季節が

ひととき緩やかな歩みに変わる

私は読みかけの本を閉じ

五月雨に艶やかな緑を見つめる

今、あなたの声が聞こえたようで・・・



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