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百夜恋詩

第4章  「皐月」

**九十九夜め**



雅な響きの名とともに

あなたはすべてを持っていた

嵩く愛を詠み上げた歌人にも似て

たおやかに激しく 秀でて優しい

恋しい人…心は今も囚われたまま




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