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なんで俺なのっ!

第6章 二人の想い

†朔目線†

目が覚めだんだん頭が回ってくると何処かのベンチに座っていた。
周りには誰もいない自分一人で、いつもいる存在がなく寂しく思えた。
一人暮らしをしていた日々、一人は前から慣れっこだったはずだったのに…


琴弥がいない…


最初の頃はあんな事してきて凄く嫌いだった。辛くて…苦しくて…
でもやさしかった。ちゃんとご飯もお風呂も、いつも気にしてくれていた。
いつしかそれに甘えていたんだ。


琴弥が好き…?


そう思ったと同時にこの世界がぶれて消えた。

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