サイレントワールド
第12章 FUTURE MEMORY
俺の障害は生まれつきだった。
まあ生まれた瞬間から俺は障害者だったってわけだ。
生まれて口をパクパクさせて目から涙もでてるのに泣き声が出ない。
親は俺が障害者だったって分かった時すごいショックを受けたって言ってた。
けどその一方でやっぱりって気持ちもあったらしい…。
俺が障害を持って生まれた理由。
それは…親が兄妹だったから。
つまり実の兄妹で子供をつくったら障害者が生まれてきたってことだ。
俺がそれを知らされたのは中学に入ってすぐの時。
そこで全部話を聞いた。
まあきっかけは小学校の卒業アルバム見てたら母親が勝手に話し始めてさ…。
その頃家には母親しかいなくて父親は…遠くで働いてるって聞いてた。
だから驚いたよ。
父親が母親と結婚出来ないから家にいないって聞いて。
でも驚きはしたけど親を責める気はなかった。
父親も母親もお互い愛し合ってたんだから。
例え世間が認めなくても俺は二人を誇りに思った。
でも…やっぱり父親に会いたくなった。
そう母親に言ったら急に黙り込んだ。
それで問い詰めたんだけど会わせられないってそれしか言わなくて俺は引き下がるしかなかった。
まあ生まれた瞬間から俺は障害者だったってわけだ。
生まれて口をパクパクさせて目から涙もでてるのに泣き声が出ない。
親は俺が障害者だったって分かった時すごいショックを受けたって言ってた。
けどその一方でやっぱりって気持ちもあったらしい…。
俺が障害を持って生まれた理由。
それは…親が兄妹だったから。
つまり実の兄妹で子供をつくったら障害者が生まれてきたってことだ。
俺がそれを知らされたのは中学に入ってすぐの時。
そこで全部話を聞いた。
まあきっかけは小学校の卒業アルバム見てたら母親が勝手に話し始めてさ…。
その頃家には母親しかいなくて父親は…遠くで働いてるって聞いてた。
だから驚いたよ。
父親が母親と結婚出来ないから家にいないって聞いて。
でも驚きはしたけど親を責める気はなかった。
父親も母親もお互い愛し合ってたんだから。
例え世間が認めなくても俺は二人を誇りに思った。
でも…やっぱり父親に会いたくなった。
そう母親に言ったら急に黙り込んだ。
それで問い詰めたんだけど会わせられないってそれしか言わなくて俺は引き下がるしかなかった。