Gentle rain
第5章 初めての夜
「美雨ちゃん…君を本気で抱いてもいい?」
俺の首元に手を回して、コクンと頷く彼女。
そして俺は、彼女の身体に、激しく情熱を打ち付けた。
今まで、女性経験が少なかったわけじゃない。
恋愛経験だって、人並にはあった。
それでも、彼女を自分の身体で、女性としての悦びを味あわせてあげたい。
彼女の身体も心も、自分のモノにしたい。
そんな歳甲斐もない純粋な気持ちが、何度も果てそうになる自分を抑えていた。
そう言えば、昔世話になった女性の上司が言ってたっけ。
『男は歳を取ると、自分の快楽よりも、相手を満足させたい気持ちの方が勝るのよ。』と。
だとしたら、俺は30半ばになって、彼女と出会えたことに、心から感謝したかった。
それでも、彼女の口から出た『もう、だめぇ……』という言葉には勝てなかった。
お互いの感情が、最高潮に達すると、荒い息使いと共に、俺は彼女の身体から離れた。
俺の首元に手を回して、コクンと頷く彼女。
そして俺は、彼女の身体に、激しく情熱を打ち付けた。
今まで、女性経験が少なかったわけじゃない。
恋愛経験だって、人並にはあった。
それでも、彼女を自分の身体で、女性としての悦びを味あわせてあげたい。
彼女の身体も心も、自分のモノにしたい。
そんな歳甲斐もない純粋な気持ちが、何度も果てそうになる自分を抑えていた。
そう言えば、昔世話になった女性の上司が言ってたっけ。
『男は歳を取ると、自分の快楽よりも、相手を満足させたい気持ちの方が勝るのよ。』と。
だとしたら、俺は30半ばになって、彼女と出会えたことに、心から感謝したかった。
それでも、彼女の口から出た『もう、だめぇ……』という言葉には勝てなかった。
お互いの感情が、最高潮に達すると、荒い息使いと共に、俺は彼女の身体から離れた。